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はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その6

今回は「はるちゃんの歌Ⅵ」の後半部、自称80年代マニアの男の子(お兄ちゃん)の、“子供のくせに偏った知識をひけらかすセリフ”に、少しだけ解説?ご説明?みたいなことをしていけたらと思っています。よろしくお願いします。

はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その6_b0040296_18133783.jpg




ドリフも知らず、欽ちゃんも知らず、
たけしも、安岡力也のホタテマンも知らず、
「笑ってる場合ですよ!」から「笑っていいとも」に変わった直後の
ある種の不安感をもリアルタイムに体験することもなく、
ヘタがウリの欽ちゃんバンドのクドい繰り返しにイラッとすることもなく、
「サンバルカン」の奇妙さや
「夕焼けロンちゃん」のロングおじさんの目の鋭さに気づくこともなく、
音楽っつったらおじさんのドヘタな「失恋レストラン」オンリーで…


これらは「はるちゃんの歌Ⅵ」後半部、自分のしたことの重大さを今ひとつ認識していないはるちゃんのお父さんに、男の子が若干キレ気味に話した時のセリフです。

では、ここからちょっと細かく。

       ↓↓

安岡力也のホタテマンも知らず…

ちょうどこのシーンを作っていた頃、安岡力也氏の訃報を聞きまして(2012年4月)、ご冥福を祈る気持ちを込めて、セリフの中に入れさせていただきました。

さて私は小学校高学年頃から松田優作のファンでして(完全に兄の影響ですが)、「蘇える金狼」も「野獣死すべし」も、あんまり乗り気じゃない友達を無理矢理誘い、映画館で鑑賞しました。…ただこの2作品、自分が思ってた以上に“大人なシーン”の多い映画で、当時まだローティーン、ましてや女の子の私たちは、顔では平静を装いながら心は「…★◎×〇◆%?!」…ホントそんな感じでw……ん?また話が若干逸れてる?…ごめんなさい、話を戻します。で、安岡力也氏もその「野獣死すべし」に出演されていて、その役柄から、当時とても恐い印象しかなかったわけですが、それからわずか数年後「おれたちひょうきん族」のホタテマン………もう本当にビックリしました。子供たちを引き連れて笑顔で登場した時のあの衝撃といったら…心の底から笑ったし、心の底からかっこいいと思いましたよね。あ~、あの衝撃はぜひはるちゃんにも体験してもらいたかったなぁ。

ちなみにウィキペディアによると、タケちゃんマンに暴力団員役でゲスト出演した際、タケちゃんマンを呼ぶ時に使うホラ貝を間違ってホタテ貝と言ってしまったのがきっかけだったのようです。ああ、確かにそういわれてみるとそんな気が…ていうか、たったそれだけでそんなキャラクターが生まれちゃうところが、確かにひょうきん族っぽいというか、当時っぽいかも。


「笑ってる場合ですよ!」から「笑っていいとも」に変わった直後のある種の不安感をリアルタイムに体験することなく…

1980年10月、漫才ブーム真っ只中で始まった「笑ってる場合ですよ!」。月曜から金曜まで、当時人気絶頂だったお笑い芸人・漫才師たちが代わる代わる司会を担当。学校休んででも見たかったツービートの火曜日。…その人気たるや…え~と…あ~…だめだ、私の稚拙な文章力じゃ表現できない…とにかくホント凄かったんです。ザ・ぼんちは完全にアイドルでしたしね。武道館ライブやる程ですから。で、そんな、番組自体もそんなに落ち込んでる印象が無かった(と自分では感じていた)「笑ってる場合ですよ!」が突然終わって「笑っていいとも」になると聞いた時、しかも司会がタモリと知った時、今はピンとこないかもしれませんが、当時は正直「大丈夫かなぁ…」と。タモリは好きだけど、お昼の番組の司会はイメージとあまりにもかけ離れていたのでね。学校で授業を受けながら、「今日からいいとも始まった…今頃やってる…タモリ…うわぁ…」なんて、自分のことのように本気で心配していたのを思い出します。始めは確かに低迷…でもすぐにグーンとUPしたので、結果的には取り越し苦労でしたけどね。あ~、あの不安感をぜひはるちゃんとも共有したかったなぁ。


ヘタがウリの欽ちゃんバンドのクドい繰り返しにイラッとすることもなく…

「欽ちゃんの週刊金曜日」の1コーナーだった「欽ちゃんバンド」。“私たち楽器できないけどやってみよう!”“下手でもいいからとりあえず合わせてやってみようよ!”的バンドコント?みたいな感じなんすかね。いや、コントじゃないかあれは…なんだ?……まぁいいや、これもメチャクチャ人気でしたけど、友達もみんな好きで見てたけど、私にはあまりヒットしなかったなぁ…なぜか。私もそんなにちゃんと観ていたわけじゃないのであれこれ言う資格もないんですけど…ただ…繰り返しにも?限度が?あるみたいな?…まぁこの辺はサラッと流しましょう。あ~、ぜひはるちゃんにも、あのイラ●×■★%△#…かったなぁw


「サンバルカン」の奇妙さや
「夕焼けロンちゃん」のロングおじさんの目の鋭さに気づくこともなく、
音楽っつったらおじさんのドヘタな「失恋レストラン」オンリーで…


この辺はもうサラサラっといきます。


はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その6_b0040296_18141575.jpg「サンバルカン」(正しくは太陽戦隊サンバルカン)は1981年2月から82年1月まで放送されていたテレビ朝日系のヒーローものです。偶然観て、しかもちょっと斜めに観て、突っ込みいれながら楽しんでた感じです。何かすっごい変だった確か。そんなイメージ。ただ…ごめんなさい具体的な内容とか全く覚えてなくて…。検索してストーリー読んだけどはぁっ???みたいな感じで自分でもびっくり。全然思い出せない。観てたことは確かなんですけどね。辛うじて覚えているのは、高層ビルだらけの新宿副都心みたいなところからジャンプしたと思ったら、次の瞬間、赤土の工事現場みたいなところにいっちゃうとかw。バルカンボールが出てきたあたりから毎回一緒のパターン化した攻撃でいつも解決とかww。でもストーリー自体の記憶はスッポリ。突っ込みどころばかりを見つけようとしていて、ストーリーをちゃんと追ってなかったのかもしれないです。

「夕焼けロンちゃん」は1978年~82年まで、TBSで夕方放送されていた子供番組。私も学校から帰ってきてからよく観てました。小中高生向けの情報番組みたいな感じでしょうかね。ロンちゃんと視聴者の子供と電話で話したりね。司会のロングおじさん(ロンちゃん)って、普段優しい感じなんですけど、たま~に、目の奥に光る厳しさというか恐さというか…言葉の中にもたま~に…まぁ、そんな感じです。

「失恋レストラン…」については後でまた詳しく(ここでは省略します)。
はるちゃんのお父さんがドヘタかどうかは…ご想像にお任せしますw

…あ~何か、薄っぺら解説ですみません!
次回は、同じくⅥ後半部、男の子の“佐野元春フリーク”な部分を少し。

ではではまた006.gif
by ura-rumba | 2013-08-09 21:38 | ビックリッコ

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