カテゴリ:ビックリッコ( 24 )

はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その5

さて今回は、「はるちゃんの歌Ⅵ」からセリフ等を具体的にいくつかピックアップして、それにまつわる裏話や解説みたいなことをしていけたらと思ってます。よろしくお願いします。


「気まぐれ音楽部 モンキーミュージックさん来店決定!」の貼り紙。

b0040296_1914950.gifこの辺りは、モンキーミュージックの小さな置物を購入した直後に作ったかと思います。ハードオフで見かけた瞬間、即「はるちゃん…」に出そうと決めましたからね。「気まぐれ音楽部モンキーミュージック」という名前は私が考えたわけではなくて、置物の元々の名前です(シールが貼られていました)。いかした名前でしょ?この名前だけでも買いです。どう考えても買い。いや……魔がさした?いやいやいやそんなそんなそんな。だって、気まぐれでしかも音楽部ですよ。部、ですよ奥さんw モンキーミュージックもモンキーマジックからきてるんですかねぇ~。イマジネーションをどんどん膨らませてくれる、実に見事な名前です。
この段階では、どう登場させようか、エピソードのイメージすらまったく浮かんでませんでしたが、もうとにかく「モンキーミュージック来店決定!」と貼り紙としてでも出しちゃうことで、引っ込みつかない状態に自分をわざと追い込みました。まぁそれだけ魅力的だったってことです、モンキーミュージック。(彼らについては「はるちゃん…Ⅸ」解説で詳しく)

次は、面白れすとらん・はるちゃん前で、はるちゃんのお父さんが女の子に唐突に話してくるこちらのセリフ。

「お嬢ちゃん、よーく見ると、アグネスチャンちゃんに似てるねぇ~。」

b0040296_195228.jpgこれは私が小学生の頃、近くの精肉店まで姉と二人で揚げ物か何かを買いに行った際、その店のおばさんに突然、「アグネスチャンに似てるねぇ~」と言われたことが元ネタです。そんなの一度も言われたことないのにw ちなみに、当時はアグネス全盛期より数年あとで、正直ちょっとフクザ……いや、すみません何でもありません。アグネスはかわいいし(「ポケットいっぱいの秘密」とか大好きだし)、少しでも似てればいいですけど、これっぽっちも似てないんですから。かえって嫌味w。たぶん、前髪がたまたまセンター分けっぽくなってただけだと思います。当時はそれで納得したような。6歳上の姉もダレソレとか言われてましたよ確か。忘れちゃったけど。…サービスのつもりだったのでしょうかね。そんな気遣い、はっきり言って無用でしたよおばさん♪って今更ですが。
…あ、はるちゃんのお父さんの場合は、「どうもすんずれいすぃました」がどうしても言いたかっただけです。そういう男ですよあの人は045.gif



「ほら、あれだろう?…家族八景 筒井康隆。」「…七瀬ふたたび 多岐川裕美!(強め口調でキッパリ)」

b0040296_197432.jpg「はるちゃん…Ⅵ」中盤、はるちゃんのお父さんが、隠していた事実を、心が読める(ウソ)と言う男の子に指摘された際、動揺を隠すため苦し紛れに言ったセリフです。「家族八景」は筒井康隆の代表的SF小説で、今まで何度もドラマ化され、多世代に幅広く知られている名作中の名作。続編として「七瀬ふたたび」があり、さらに「エディプスの恋人」と続きます。
私がこの、いわゆる“七瀬シリーズ”に初めて触れたのは、NHK少年ドラマシリーズ「七瀬ふたたび」でした。で、そのドラマで主役・七瀬を演じたのが多岐川裕美。「七瀬ふたたび」の、心が読める…読めてしまう…つらい…という設定は、当時の私には本当に意外というか…ある意味衝撃的でした。それまでは、心が読めたらいいなぁ、面白いだろうなぁ、楽だろうなぁ、みたいな感覚しかありませんでしたから。まさか、超能力者故の苦悩があるなんて…まだ「子供」というカテゴリに属していた当時の私にとって、まさに想像を絶することでしたね。

…で、その後に続く「多岐川裕美つったら「俺たちは天使だ!」かねぇ…」というセリフは、ホントそのままの意味です。かつてそんなドラマがあったのです。多岐川裕美さんも出演してました…正直ほんのちょっとしか観たことがなくてよくわから……あ、主題歌大ヒットした!あれあれ、なんだっけ、ほら。ショウグンの…将軍?…SHOGUNでいいんだよね…ちょっと検索…あ、ほら、SHOGUNの「男たちのメロディー」…えっ?そんなタイトル?あ~、そういえばそうかも……でーあのー…その後のセリフ「「俺たちは天使だ!」っつたらあれだ、沖…モゴモゴ…」は……え~と…あの~………やっぱり省略しますw(サラッと流してくださいサラッと)。

…とまぁ、そんなとっても古~い記憶から出たセリフということで。簡単ですが。

何か、思った以上に長くなっちゃったのでこの辺で。
…次回も引き続き「はるちゃんⅥ」の内容について043.gif
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by ura-rumba | 2013-08-01 19:27 | ビックリッコ

はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その4

前回は、一度UPしてたくさんの方に読んでいただいたものを、さらに追記して再度編集し直したり、2記事だったものを3記事にしたりと、かなりカッコ悪い更新をしていしまいました(本当に申し訳ありません!)。「はるちゃんの歌」の最終話をUpしてから半年以上が経っているため、若干の記憶違いがあったというか…どのエピソードが何話目とか、把握しているつもりでも実際はそうでもなくて…いや、大体は把握してはいるんですけど…あ~、やっぱり頭の中だけでやろうとしちゃだめですね。今後気をつけます。
で…前記事と内容が前後してしまいますが、「はるちゃんの歌Ⅴ」エピソードについて、今回、もう一度ちょこっとだけ解説させていただこうかと思っています。よろしくお願いします。

「はるちゃんの歌Ⅴ」冒頭・ひよこと女の子のやりとりについて

b0040296_10594782.jpgひよこたちが女の子の“辰二郎への想い”を見抜いて、からかい半分で童謡「船頭さん」を歌うシーン。「今年六十のおじいさん」…この歌詞の“おじいさん”だけを繰り返して歌うというw
あれは、実は私が実際に父親にやったことからきています。正確に言いますと、父(7年前に他界しました)が60歳の誕生日を迎えたちょうどその頃、ワタクシたまたまあるテレビドラマで主人公がこの歌を歌いながら船を漕いでいるシーンを観まして、「これは使える!」ということで(笑)、父・母・姉とその子供たち・そして私で某所に車で遊びに行く際、運転している父親に向かって、ちょっとおどけて私が歌い出し、それに姉が乗っかって、二人で「今年六十のおじいさん…おじいさん…おじいさん」と延々歌い続けたという事実に基づいて作ったものです。お父さん、その当時六十を迎えたことを結構気にしてましたからね。最低な娘ですw …でも父本人も、「なにバカなことを…」みたいなことは言いながら笑ってました。まぁ父の笑いのセンスはもう尋常じゃないのでw、そういう笑いにも寛大だったみたいです。
父は私と違って、輪の中心になるタイプの話し上手な人でした。それでも外ではどちらかというと「堅物」「真面目」のイメージだったかと。でも家では、絶妙な?ギャグセンスで私たち家族をいつも笑わせてくれました。時にはつまらなすぎて大笑いなんてこともw

b0040296_2058851.jpg晩年は脳梗塞による重度の後遺症で手足を動かすことも話すことも全くできなくなってしまいましたが、そんな状態でも、“目”の表情や首の動きなど、使える力を振り絞って、介護する私を、兄を、何度も笑わせてくれました。そこまでくると、私たちもただ笑うというより、笑い+感動の涙で顔がビショ濡れでしたけどね。それはそれはもう、幸せを実感する瞬間で、幸せすぎてまるで夢の中にいるみたいだった……父の状態では“奇跡”ともいえるそんな瞬間が、8年間の闘病生活に本当に数え切れないほどありました。介護の内容は“壮絶”という言葉がしっくり来るほど大変なものだったことは確かですが、私たちがそれを過酷と感じたことが一度も無かったのは(私たち介護する側が作業そのものをつらいとか過酷と感じたことは一度も無かったという意味です)、そんな、メチャクチャ明るい・メチャクチャ優しい・メチャクチャかっこいい父のお蔭だったと、心の底から思います。私たちも父に笑ってもらおうと、家族の思い出とか知り合いとか、身近な話題のネタをいろいろ……これって父の後遺症の状況を知っている方たちにはなかなか信じてもらえないのですが、本当に笑いの絶えない日々を送ってましたねあの時私たちは045.gif

…若干話が逸れちゃってごめんなさい。もうすぐ父の命日ということもあって…まぁ…少々大目にみていただけると嬉しいです。

次回は、「はるちゃんの歌Ⅵ」の内容について。ではまた001.gif
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by ura-rumba | 2013-07-24 21:02 | ビックリッコ

はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その3

今回は、「はるちゃんの歌Ⅵ」の冒頭に出てくる「おもち星人アージン」について。
あ~あんまり興味ないですか。それはそれはどうもすんずれぃすぃましたww。
では簡単に説明させていただきやす。

b0040296_1831670.jpg「はるちゃん…Ⅵ」に登場する「おもち星人アージン」は私caicoの赤ちゃん時代の写真をモチーフに作ったキャラクターです。もともとは、私が自分のこの赤ちゃん時代の写真を見ながら若干自虐気味?に作った歌からきています。(「はるちゃんの歌」の中にも少し出てきた、あの歌です)
実はメロディーもちゃんとあります。家で年中歌っているので、最近ではウチの母親から「アージン」と呼ばれるまでにw
ちなみに、アージンのアーは、私の本名「akiko」のアからきています。ジンは星人のジン。ケムール人のジンと一緒です。アージンが番組内で言うセリフ「惑星アーから追放されたのだ」は、70年代の特撮ヒーローもの「スペクトルマン」エンディング曲・「宇宙猿人ゴリなのだ」の歌詞♪惑星E(イー)から追放された~♪からきていますw
(当時観た記憶は殆ど無いですよ。再放送派です・笑)

では最後に、「おもち星人アージン」の正しい歌詞をご紹介して……ああ、そんなもの知りたくないのは分かっていますがw 自分の中の“載せたい願望”がどうしても抑えられないので(笑)ちょっと我慢していただいて。(ちなみに「はるちゃんの歌」に出てきた歌詞はオリジナルから一部変更省略されたもの……ちっ、なーにがオリジナルだ、ぼけぇ。←自分へのつっこみ)



おもち星人アージン by caico

アージン アージン おもちの星からやってきた

アージン アージン ほっぺもおもちでできている

アージン アージン ほっぺに焼き色ついてるよ

アージン アージン これでも優しい女の子

アージン アージン 気がいい感じで力持ち

アージン アージン 乗り出す瞳は輝くよ

アージン アージン ホントの孤独を知っている

アージン アージン アージン アージン……070.gif



…おそまつさまでした。
次回は引き続きⅥの内容について。それでは012.gif
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by ura-rumba | 2013-07-16 09:29 | ビックリッコ

はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その2

b0040296_1882747.jpg前回は、ビックリッコ大集合「はるちゃんの歌Ⅴ(Ⅵ)」に使用した食玩や画像関連の裏話が中心でしたが、今回はポイントをⅤの内容に絞って、詳しく触れていきたいと思います。

「はるちゃんの歌Ⅴ」では、女の子がひよこの力を借りてはるちゃんの心の中に入り、はるちゃん親子の驚愕の事実を知り、さらにはるちゃんの憎悪に満ち溢れた“感情の渦”に触れたことで、日頃母親との仲が今ひとつだった女の子の心の中に“共感”のようなものが生まれ、はるちゃんを今まで以上に気にするようになっていきます。

心の中に入る=心の中を読むこと(読まれること)は、実は私にとってかなり恐怖です。読まれたくないし読みたくも無い。基本的には心が読める人なんているわけないと思っていますけどね。でも、万が一、いたら嫌だなぁと。人に知られたくないような変なこと考えてるから?ええ、そうですよw だってそうでしょ?そりゃそうだもん。つまり、人に心が読まれたら嫌だという恐怖心を持っているからこそ、心が読める話とか、逆に作りたくなってしま……

いや、ちょっと待って。違う違う違う。あの時そんな深い意味なんて考えてなかったって。

正直に言います。心を読めるエピソードって、実は手っ取り早いのです。要は、表現力の無さ故のサボり手段。だって、“真実”に行きつくための過程を一気に飛び越せちゃうわけですから。いや、世の中の全ての「心が読めるエピソード」がそういうことだとか言っているわけでは決してありません。あくまで、私が、ですので045.gif

では次に「はるちゃんの歌Ⅴ」で最重要モチーフともいえる「失恋レストラン」がらみのエピソードについて少し。

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はるちゃんのお父さんが歌う「失恋レストラン」は76~77年のヒット曲ですが、私は世代的に「80年代」というものに特別な思い入れがあるので、70年代はほぼ蔑ろ状態で、完全に80年代寄りで描かせていただきました。ちびっ子で記憶が曖昧な70年代よりは青春ど真ん中の80年代の方がそりゃやっぱり得意というかね。で、「80年代始めにはるちゃんは小学生(4~6年)」という設定にして、「失恋レストラン」エピソードを考えることに。

(はるちゃんは私より若干年下…)(おっと、こんなところで何わざわざ実年齢バラしてんだ私は)(つか、とっくの昔にバレバレだし)(バレたって別にどーってことねーし)(なんなら生年月日だって発表したっていーし)(みなさーん私はセンキュウヒャク…)(…そんなん誰も聞きたくねーし)(ちぇっ)(あーあ誰かロト7・1等当たり券くれないかなー)(…飯尾かっ!)(…思うままに打ってたら訳わからんことになりましたごめんなさいここでやめます。)
(「はるちゃん…V」冒頭の、女の子とひよこたちのやりとりもこんな感じ↑に頭に浮かんだものをどんどん打鍵していったもの。ただただひよこが腹立つ、Vの中で最もふざけたシーン。…実はああいうシーンを考えるのが一番楽しかったり037.gif

b0040296_1815323.jpg「8時だよ!全員集合」そして、「おれたちひょうきん族」。考えに考えた末、選んだモチーフがこの2つ。私自身どちらからも多大な影響を受けましたので。どちらかというと「ひょうきん族」よりかな。当時からビートたけしファンですからね。オールナイトニッポンも聴いてたし(ただ、殆ど理解はしてなかったかもしれませんがw)。次の日学校なのに3時まで起きてテープに録音……やばい、話が逸れてきた。それについてはまた別の機会に。

80年代初め、空前の漫才ブームの中、新旧のお笑いが凄まじい勢いでぶつかり合ってたあの時代の雰囲気を少しでも出せたらなと思いながら作ってみたんですけどね。ただ…ん~…正直、自分の中では不完全燃焼な感じではあります。…もう年なんすかねぇ。ピシーッとしたヤツが今ひとつきまらなくてね。当時の記憶が若干薄らいできたというのもあるんですよね~ここ数年で。しかしひょうきん族でまずナーナーナーが浮かぶってどうな……あーあ、もう脳トレとかやんなきゃだめかなぁ、あはは…… 

…ごほんっ、えー、次回は「はるちゃんの歌Ⅵ」の内容について。それではまた006.gif
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by ura-rumba | 2013-07-15 18:26 | ビックリッコ

はるちゃんの歌Ⅴ・Ⅵ その1

b0040296_1731745.jpgさて、今回はまず「はるちゃんの歌Ⅴ(Ⅵ)」で使用した「バンダイ ぼくらの大運動会 騎馬戦編」という食玩について触れていこうかと思います。この食玩との出会いがあったからこそ、この回のストーリーの方向性が定まったといっても過言ではないので。

この回を作る前にあらかじめ決めていたことは、はるちゃん親子の秘密を明かすこと。はるちゃんの?な行動が、実は父親のせいであったということを具体的に明らかにしていくことでした。“親の軽はずみな行動が、子供に深く影響を与えてしまうこともある”…そんなテーマみたいなものを念頭に置きながら、エピソードを考えていきました。

ただ、このエピソードがなかなか形にならない。

ギターを弾きながら「失恋レストラン」を歌う父親。それを何よりもカッコイイと感じ喜ぶ息子。それは初期段階から漠然とは浮かんでいたわけですが、それを具体的にどう表現するのか、その先をどう展開させるのか、はっきりとした形ではなかなか浮かんでこなくて。
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そこで、とりあえず考えることをやめて、子供時代のはるちゃんにどうかと思っていたこの食玩のフィギュアをいろんな角度から眺めたり、それこそ人形遊びのように動かしたりしながらイメージを膨らます、というかまぁ、遊んでみたわけです。

で、その中で浮かんできたのが、父親の曲に合わせて、ちょっと阿波踊りのような動作でおどけながら踊り出すお調子者の息子の姿。そのシーンをきっかけに、次から次へと様々なシーンが浮かんできました。シーンが浮かぶたびに、とにかくすぐ画像作り。で、自分の中のイメージをどんどん固めていって、それから各シーンがつながるようにストーリーを作っていった感じです。


では次に、ちょっと(いや、かなり)不気味なw子供時代のはるちゃんの画像について少し。b0040296_17314057.jpg
子供時代のはるちゃんは、食玩のフィギュアを写真に撮り、ペイント系ソフトで肉付けしたあと、画像ソフトを使って油絵風に変換させ、目や鼻・口など、細かいところを描き加えたり修正したりしながら仕上げていきました。実は、あまりにも不気味すぎる仕上がりに正直ボツにしようかと(笑)
特に、小学校高学年のはるちゃんの仕上がりは自分でも背筋が寒くなるほどでしたし。でも、こんな不気味な絵なかなかそうはできない、ってことで、思い切って使うことにしました。ギリギリまで迷いましたけどね。

そして、その画像の不気味さから浮かんだセリフが「死にさらせ、このクソおやじ」。
はるちゃんがここまで言うほど、父親に対し深い憎しみを抱えている…。
このセリフをきっかけに、自分の中のはるちゃんのイメージがさらに具体的になった気がします。

…次回は、「はるちゃんの歌Ⅴ」の内容に触れていきたいと思います。
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by ura-rumba | 2013-07-15 18:22 | ビックリッコ

はるちゃんの歌 Ⅲ・Ⅳ。

さて今回も前回に引き続き、ビックリッコ大集合「はるちゃんの歌」各エピソードの裏話や、力不足ゆえの説明不足なところ・わからづらい点等を簡単に解説させていただこうかと思います。


はるちゃんの歌Ⅲ

この回は何といっても、ビックリッコの通称三バカトリオでしょう。ひげおやじとその弟子&サンタのじいさん。この三人をどう扱うかでストーリーの良し悪しが決まると言っても過言ではないくらい、ビックリッコにとって重要な三人です。中でもひげおやじは、私も何の躊躇も無くいじり倒してしまいますw

b0040296_14474750.jpg私は彼らを基本的に「嫌なやつ」として描き、その罰?として、彼らに、思わず目を逸らしたくなるような哀しいシーンを用意します。ビックリッコでそうしたシーンを作る際、自分の哀しい体験に基づいたものや、自分自身のだめな部分にわざと触れるような、ある意味「自虐的」な要素を持つギャグも結構あったりするのですが(その辺りについては後ほど)、この「はるちゃんの歌Ⅲ」では、こんな人嫌だなぁと誰もが思うような行動をするサイテイな三人に、それに見合ったレベルのお灸を据える、みたいな感じで描いてみました。

ちなみにこのⅢで私が気に入っている彼らの不快な行動をいくつかあげるとするならば(←良く考えてみると異常な文章)、まず、サンタのおじいさんの「そいつはいいやぁ…(膝をトンッと叩く)」、そして「はるさ~んそういうこと~」でしょうか。通常ならばどちらも別に舌打ちするほど嫌なものでは無いですよね。私もそう思います。でも、ただ、サンタのおじいさんのようにあのタイミングでやっちゃだめだし言っちゃだめかなぁと。こりゃやっぱお灸かなぁと(笑)

「そいつはいいやぁ…トンッ」は、私が子供の頃、家族でよく行った喫茶店で見かけた(ような気がする)シーンから来ています。まぁ、ある意味あるあるネタですね。イメージとしては、カウンターの真ん中辺りで話が盛り上がっていた場合に、一番端に座っている方が話の輪からは完全にはずれているのに、話はちゃんと聞いていて、誰に気づかれることもないリアクションをしている感じ。もっと詳しく言えば、回る椅子でくる~っと背中を向けながら笑顔で膝トンッ、そいつはいいやぁ……何だか哀しくなって来たのでこの辺で。
ちなみに、この私自身も話の輪からはずれるタイプです。そんなリアクションすらできない。ただただニコニコしてるだけ。その辺をふまえると、こういったシーンを作っちゃうのも、ある意味自虐に近いのかもしれません。場合によってはあんなリアクションをやってしまうかもしれないという恐怖心からわざと…いや、やっぱりやらない断じてやらないましてやトンッなんてやるはずがない………と思いたいw

あとは…そうですね…

私が最も気に入っている不快な行動(←良く考えなくてもかなり異常な文章)は、はるちゃんとサンタのおじいさんが二人きりになった際、おじいさんが何やらガサゴソと出して、自作の詩を偉そうに読み上げるシーン。あれ好きです。かなり気に入ってます。あの詩を作る時に気をつけていたのは、まず、決して上手いものではなく、かといって、メチャクチャ下手なものでも無く、創作詩とかちょっとかじってる?みたいな感じもして、けどそれがかえって恥ずかしい、みたいなw、とにかく、聞いた人が何かわからないけどイライラするような中途半端な詩になるよう心がけました。このシーンは自分でも作りながら大笑いしていたんですけど、でもひょっとすると、自己満足な笑いで終わっているのかもしれませんね。
(いつもそんな感じでホントごめんなさい)



はるちゃんの歌Ⅳ

この回は、とにかくストーリーを「失恋レストラン」につなげようと必死でした。それやんないと先に進めないので。

私のストーリーの作り方としては、あらかじめ大雑把なものしか想定せずに、とりあえず作り出して、一話できたらとにかくUP、その先は次回作り始めた時にまた考えようといった、結構アバウトな作り方をしています(画像も必要に応じてその都度作ってます)。本当に人形遊びの感覚です。だからこの辺りを作っている時には、あんな最終回はまったく浮かんでもいません。この段階では「モンキーミュージック」の置物だってまだ手に入れていないですしね。あらかじめ決めていたのは、ひよこにはるちゃんの心を読ませて、はるちゃんが「失恋レストラン」に対し何やら普通じゃない感情を持っていることを匂わせることと、はるちゃんのお父さんのジャケットに注目することだけですね。あとは殆どその場で考えたネタばかり。クリームソーダのエピソードも、たまたま目の前にクリームソーダの食玩があったから思いついただけだし、ましてや、お父さんが女の子とひよこたちにそうめんを振舞おうとするところなんて、思いつきも思いつき。でもこの回の思いつきで作った部分こそが、その後のストーリーにかなり深く影響してくるんですよね。自分でもこの時は思いもしなかったことですが。…それも素人のなせる業ですかね。プロは絶対そんな作り方をしないでしょう…わかんないけどww

b0040296_1504925.jpg「玉葱さん太郎」の箇所だけはちょっと特殊というか、「はるちゃんの歌」用として作ったものではなく、あのお菓子を買った際に、思いつきで何となく作っておいたものを、今回あの部分に持ってきて、つなぎのために前後のみ新しく作った感じです。「玉葱さん太郎の歌」…あれはもう頭に浮かんだものを殆ど吟味することなくそのまま打鍵。「月・火・水・木!」なんか、作っている時にたまたまCSで「ガメラ」をやっていただけの話です。ちなみに、歌詞の中に出てくる♪輪太郎は味を見通すが~♪の輪太郎は、「玉葱さん太郎」と同系のお菓子「もろこし輪太郎」のこと。輪太郎くんは味が見通せるんです。パッケージに書いてありました。⇒(参考)100円TODAY 地味菓子ばんざい。



さて。

ここまでくると、「面白れすとらん はるちゃん」の謎がますます深まり、ちょっとサスペンスタッチの要素もチラリ、なんて、ビックリッコ始まって以来の怪しい展開に。そして、この先のストーリーで私は自ら、まるで巨大迷路のような長くてつらい創作の闇の真っ只中に突っ込んでいくことになります。あの親子をとんでもない設定にして、わざわざ自分を追い込んでしまうのです。それについては次回また001.gif
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by ura-rumba | 2013-06-18 19:30 | ビックリッコ

はるちゃんの歌Ⅰ・Ⅱ。

 b0040296_1633433.jpg100円系裏ルンバ、なんと8年ぶりの更新(タイトルを言うのもちょっと気恥ずかしいですが…)
この期間ご来訪いただいた方本当に申し訳ございません040.gif
さて今回から数回にわたり、このしばらく放置状態だったブログを使い、今年一月に無事完結を迎えた(もう随分経ってしまいましたが)ビックリッコ大集合「はるちゃんの歌」の各エピソードの裏話や、力不足ゆえの説明不足なところ・わからづらい点等を簡単に解説させていただこうかと思います。




●「はるちゃんの歌Ⅰ」 

まず、「はるちゃん」というキャラクターのきっかけについて。
もう4年くらい経ちますが、ある日の晩のこと。テレビで、かの不朽の名作「2001年宇宙の旅」(監督:スタンリー・キューブリック)をやっていました。

もう結構な回数観ているので、セットがキレイだの、かっこいいだの、そんな類のことを思いながら、あまりストーリーを追わずに軽く流して観ている感じだったのですが、それでも思わず見入ってしまうような印象的なシーンがいくつかありまして、その中のあるワンシーンを観た時にふと思いついたのが「はるちゃん」というキャラでした。

b0040296_19113776.jpgただ、こういう場で映画の内容に触れることにちょっと抵抗感があるので(ネタバレという意味で)、うまく説明できないんですが、簡単に言えばまぁ、映画を観ながら一番初めに浮かんだキャライメージが“唇の動きを読んで勝手に料理を出してしまうHALちゃん”だった、ということでしょうか。まさにこのキャラ設定がこの話のスタートと言っても過言ではないでしょう。レストランを舞台にしようと思ったのも、そのキャライメージが浮かんでからだったので。

この時点では「はるちゃん=ロボット」でいこうと思っていましたが、実際に作り始めてみると、色んな意味で大変だということが分かってw、急遽ダンボール製設定に。結果的にはやはりそれで良かったのではないかと。そのおかげでその後のストーリーも広がってくれたような気がします。

この回は導入部ということで、ストーリー云々というよりは、ただただ、奇妙な店を作ることだけに全力を尽くしていた感があります。なんだ?これ、と思っていただければそれで大成功ですね。

…ちなみにはるちゃんの頭(被り物)は完全自作ですが、首から下は映画のあの方からチョコッとだけ拝借してますチョコッとだけw。お兄ちゃんの「レッドラム」連呼も、やはりキューブリックの名作「シャイニング」の印象的シーンから…監督に敬意を表して…なんちゃって。


●「はるちゃんの歌Ⅱ」


b0040296_19485870.jpgこの回のエピソードの中心はやはり「頭文字(イニシャル)D」でしょうかね。「頭文字…」との出会いは、テレビで偶然観た実写版の映画でした。その時は「タイトルは聞いた事があるな」程度しか知識はなく、本当にたまたま、なんとなく観始めたのですが、これが結構面白くてね。最後までしっかり観てしまいました。
私自身は「安全運転第一」主義だし、基本的には“峠でカーバトルなんてもっての外!”なんですが(笑)、この「頭文字…」は主人公のキャラクター設定がいいんですよね。とてつもないテクニックを持ちながら、自分の凄さが今ひとつわかっていないところなんかもう…カッコいいったらありゃしない。但しその時は、原作マンガを読もうとまでは思いませんでした。

で、それから間もなく、今度は何と、某所を走る「藤原とうふ店」と書かれたハチロク?トレノを実際に目撃しちゃったんです。それはそれはびっくりして、なんだ?あれは…と、家に帰って早速検索してみると、結構いらっしゃるんですよね、藤原とうふ店仕様に乗っている方が。ホントに驚きました。すごいなぁ、熱いなぁって。ちょうど「はるちゃん…」を作り始めたところだったので、もう必然的というか、まさにオートマチックに「ハチロクでもない車に藤原とうふ店と名前を入れてしまう…」というネタが浮かんできたわけです。

それから数ヵ月後くらいでしょうか、今度はアニメで観る機会があって、その時は映画以上にはまってしまいましたおばさん年甲斐も無く(笑)

さて。

「はるちゃんの歌Ⅰ・Ⅱ」を作った段階では、まさか全10話というとてつもなく長いストーリー展開になるとは自分でも思っていませんでした。あーただ、「失恋レストラン」の影響で店を作った、ということと、アイスに例の草を云々…は始めから決めてたかな…あれ?私なんかまずいこと言ってる?…あ言ってない…ゴホンッ、まぁとにかくこの段階では次回を最終回にするつもりでいました。3話目でビックリッコ草の話が出てくる予定だったのです。というか最初は一話完結で行くつもりだったしw。もっと正しく言えば、「はるちゃんの歌」の前に作ったビックリッコ「とにかく今夜はビートイット!」は「はるちゃんの歌」のつもりで作り始めたものを、突然飛び込んできたマイケルジャクソンの訃報を受けて急遽話を変更して一話完結の別のストーリーとして仕上げたもの…で、残った部分を「はるちゃんの歌」でいこうかと…もちろん一話完結予定で……なのに変なシーンーがどんどん浮かんで…変な方向にどんどんつながってっちゃって、つじつまあわせなきゃだ!で、どんどんどんどん長くなって…なんかどんどんどんどん……あれ?ん?…自分でも何を説明しているのかわからなくなってきたのでこの辺で001.gif
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by ura-rumba | 2013-05-30 10:40 | ビックリッコ

「妖精ゴラス君」。

b0040296_0362598.jpg 今回久々にアップしたビックリッコ大集合「妖精ゴラス君 前編・後編」。もうご覧になっていただけましたでしょうか?アップしたあと、また例のごとく、不安になってます(笑) ……ご覧になった方々の心にサムい嵐が吹き荒れていないことを心から願います。

 さて、今回の裏ルンバでは、「妖精ゴラス君」の中の、説明不足で判りづらかったであろう部分を少し解説させていただきます。

浜田省吾の「マネー」について。
 ゴラス君登場シーン、彼がある事情(!?)でボンヤリわかりづらく口ずさんでいた曲、「MONEY」。アルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」の一曲目に収録されています。私がこの曲を初めて聴いたのが約20年前。その時受けた衝撃は今でも忘れられません。カネさえあれば。カネこそすべて。カネ・カネ・カネ。ストレート過ぎるくらいストレート。これほど直接的に心に流れ込んでくる曲もそうはないと思います。名曲です。私が男だったら、ぜひカラオケで歌いたい。叫びたい。

ブルース・リー似のタンロンについて。
 タンロンという名前はブルース・リー主演映画「ドラゴンへの道」の主人公タンロンから取りました。個人的に、「ドラゴンへの道」のブルース・リーが一番好きなので。「妖精ゴラス君」の中で、彼はコロシアムでチャクノリという人物と何やら会う約束をしていたわけですが、これも「…道」のクライマックス、コロシアムでチャック・ノリスと戦うところからきています。

「かなしいおはなし保存委員会」の恐竜が話す、左門・飛雄馬・サリーのエピソードについて。
 私くらいの世代が多分、アニメ「巨人の星」や「魔法使いサリー」の再放送を見る機会が一番多かったのではないでしょうか。特に小学生の頃は、夕方頃から繰り返し繰り返し放送されてましたから。だから細かいエピソードの記憶も結構あったりなんかします。その中でも特に印象的だった「ゴーゴー」「クリスマス」「釜飯」を今回取り上げてみました。特に、飛雄馬が一生懸命準備したにもかかわらず、招待した全員から出席拒否を受けるクリスマスパーティーエピソードは、画面を直視できないほど哀しかったのを覚えています(笑)
「巨人の星」も「魔法使いサリー」も、思わずチャンネルを変えたくなっちゃう、
つらいエピソードが結構あるんですよね…。

「探偵ナイトスクープの言うところのパラダイス」について。
 朝日放送「探偵ナイトスクープ」で、探偵・桂小枝がレポートする、笑いと哀愁漂うテーマパークっぽい施設(個人経営)…それがパラダイスです。ナイトスクープ、最近テレビ欄で見かけないな、と思って調べたら、今はもう関東(テレビ朝日)では放送してないようです。CSでなら観られるみたいですが。

ポティロンの森について。
 正式名称「江戸崎農業公園 ポティロンの森」。茨城県稲敷市にあります。が、私はまだ行ったことがありません。ので、どんなところかよくわかりません(笑)
ただ、ポティロンという名前の響きが素敵なところと、ごくたまに新聞に折り込み広告が入ってきて、その広告がまたいい味出してたりして、非常に興味をそそる所ではあります。…いつかは行きたいな、いつかは。

 そして最後に。今回のタイトル「妖精ゴラス君」。これは私がこれまでなぜか観る機会の多かった、日本SF映画の“ある意味”名作・「妖星ゴラス」から来ています。「ようせい」っていったら「ゴラス」みたいな。 …いくら観る機会が多かったっていってもこの映画、私が生まれるより何年も前の映画ですので、そこんとこ……これだけはきっぱり、はっきり(笑)
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by ura-rumba | 2005-05-21 00:51 | ビックリッコ

似てねぇ~

b0040296_249276.jpgさて、こちらはビックリッコファイルNo.010に登場した、ちょっとイヤミなサムキャラ、樹村のタックン(なぜその名前なのかは深く追求しないでね・笑)。記事の最後にある「今回登場したビックリッコ“グッズ”情報にも一応書いてありますが、殆どの方が気が付かれないと思うのでもう一度ここで取り上げます。この人、実は……


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新庄剛志」なんです。







商品名:タカラ グレートメジャーリーガーズ Vol.1 
5・TSUYOSHI SHINJO


イチローもあるらしいよ…。
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by ura-rumba | 2004-10-11 03:28 | ビックリッコ

あ~おい めをぉした おにんぎょは~。

b0040296_1535586.jpg初回にも登場した外国人格闘家風人形。
またの名を「ひげおやじの弟子」。
実はこの人、目が青いんです。そりゃ外人さんだからねぇ…
…いやいや、瞳が青いのではなく、白目が青いんです。
ブルーがかってるとかそんな甘いものじゃない。真っ青。で、瞳は黒なの。



もうその不気味さたるや、
「続・猿の惑星」の地底人レベル(相当なもんだってことです・笑)。
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by ura-rumba | 2004-10-08 01:52 | ビックリッコ

チープコレクションサイト・100円ルンバのネタ裏話、訳あってボツにしたグッズ・他


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